記憶の鍵盤

[レビュー] 記憶の鍵盤

※ 当サイトは広告を含みます。

この間のセールで購入した記憶の鍵盤をプレイしました。
白昼夢の青写真の制作陣が手掛けるロープライスの短編ゲームですね。

補足ネタバレを含む感想はクリックで開閉できます。プレイ前に読んでも大丈夫です。

ゲーム情報

公式サイト https://laplacian.jp/games/kenban/
タイトル 記憶の鍵盤
ジャンル ビジュアルノベル
ブランド Laplacian
リリース
価格 ¥2,000 (税込)
プレイ時間 約5時間

クリエイター情報

シナリオ・製作総指揮 緒乃ワサビ
原画 霜降
アートディレクター ぺれっと
サウンドディレクター Muu Dogg
ディレクター 林亮介
デザインワーク 上都河希
キャスト 結川あさき / 鬼頭明里 / 田丸篤志 / 杉崎亮 / 大熊和奏 / 風間万裕子 / 近藤唯

高評価ポイント

シナリオの質

この作品はロープライスの中でもシナリオが短い部類に入ります。と言うか、めちゃくちゃ短いです。
公式に参考プレイ時間(4~5時間)が書いてありますが、メッセージ送りで読む場合は4時間で十分かと思います。

でっ、それに対するシナリオの質が一級品です。そして、読みやすいです。
全体的にサクサク進むので、気がついたら次の章、さらに次の章って感じですね。

じゃあ、短いから内容が薄いかと言われると全然そうじゃないです。
この短い時間に内容が凝縮されてます。無駄に蛇足が始まる作品よりもマシです。

管理人
管理人

ノベルゲーで大切なのは質。

りさ
りさ

長くても退屈なら意味ないですからね。

複数ルートあり

ヒロインが2人いて、途中から分岐します。
短編作品で個別ルートは結構珍しい気がします。

コスパが良い

普通に買っても2,000円ですが、セールなら1,000円ちょいで買えます。
他ゲーのロープライス系と比べると短い気がしますが、シナリオが一級品なので問題ないです。

感想 (ネタバレ含む)

クリックして感想を見る。
記憶の鍵盤
出典: 記憶の鍵盤 | 著作者: Laplacian(https://laplacian.jp/)
管理人
管理人

この蕎麦CGの破壊力やばい。

りさ
りさ

おいしそう。

ぶっちゃけ、購入の理由が白昼夢の青写真の制作陣だからって人が多いのではなかろうか。
僕もそれが理由です。なんとなくSteamのセールを眺めてたら、「新作じゃん」って購入しました。

制作陣、特にライターが神ですね。順当な青春作品って感じで読みやすいです。
初期時点では色々隠してますが、複雑な設定はないので、中盤まで進めば過去も想像しやすいかと。
それでも、ヒロインとの関係はこうかな? とか考察できるのは楽しいですよね。

ちなみに前半に軽く触れるピアノの値段ですが、調べたら2000万する模様。
最初は「200~300万くらいか?」って思ったから、あまりの値段に主人公と同じ気持ちになりました(笑)。

ルートに関しては賛否あるかなと思うところ。というか、過去編的に沙里一強じゃないですか。
僕は1周目で満足なんですよね。CG回収率が100%じゃないことで選択肢の存在を思い出しました。

2周目に関しては、ヒロインの絵莉よりもアンジーの好感度が爆上がりしました。
お前いい奴すぎん? 頼むからこのまま幸せになってくれ。」って感じ。
後、ラストの沙里が主人公を譲るとこは心にきますね。絵莉の学校編(過去)があれば共感できたかな。

シナリオの終わらせ方も好き。特に沙里ルート、パッケージ的にメインヒロインなのでグランドエンドですかね。
プロを目指すとかじゃなく、一緒に歩いて行こう的な感じが良き。人によってはED後の追加が欲しいかもしれない。

あとがき

この作品はゲームの前に小説として先行リリースされていて、そっちが原作っぽいですね。
音楽が絡む作品をラノベで表現するのは難しいって思うのと、ヒロインの選択肢どうするんですかね。

この記事は参考になりましたか?

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。