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少し前に発売したたねつみの歌をプレイしました。
やっぱ、アニプレは強い。これはATRIとは違う面白さだ。
補足ネタバレを含む感想はクリックで開閉できます。プレイ前に読んでも大丈夫です。
ANIPLEX.EXE
たねつみの歌
「私と母と娘。16歳、最初で最後の冒険」時を越えて出会った16歳の母子は、神々の国を巡る冒険へと旅立つ。旅の果てに、彼女たちがたどり着く結末とは――。
ゲーム情報
公式サイト | https://tanetsumi.aniplex-exe.com/ |
タイトル | たねつみの歌 |
ジャンル | ノベルゲーム (ビジュアルノベル) |
ブランド | ANIPLEX.EXE |
リリース | |
価格 | ¥2,750 |
プレイ時間 | 約13時間 |
クリエイター情報
企画・シナリオ | Kazuki |
キャラクターデザイン | popman3580 / マニアニ |
音楽 | 原田萌喜 |
演出・ディレクション | Yow |
プログラム開発 | iMel Inc. |
高評価ポイント
低価格
ANIPLEX.EXEといえばこれ。ATRIと同じく価格が安すぎる。
分岐がないとはいえ、このクオリティを3000円程度で購入できるのは凄い。
じゃあ、絵や音が低クオリティかと言われると、そんなこと全然ないからね。
これ価格破壊だよなぁ。ここに対抗できるのKeyのキネティックノベル組だけ。
お手軽に遊べるのがいいよね。
シナリオの完成度
とりあえず、ネタバレを避けるために公式ストーリーを引用します。
幼い頃に母を亡くしたみすず。2023年の春、16歳の誕生日を迎えたみすずのもとに、一人の少女が訪ねてくる。それは、16歳の母・陽子だった。神々が住まう「常世の国」で行われる「たねつみの儀式」。その巫女に選ばれた陽子は、旅の仲間としてみすずを誘うため、1996年からやってきたのだと告げる。たねつみの儀式は、不死である神々が新たな時代へと世代交代していくために必要な、神々の葬式。「たねつみの巫女」は常世の国を巡り、大地に穢れをもたらす「本当の冬」が到来する前に、古い神の長たちに死を受け入れてもらわなければならないという。陽子に誘われたみすずは2050年に赴き、16歳になったみすずの娘・ツムギも仲間に加えて常世の国へと向かう。水先案内人として現れた、自身をみすずの弟と名乗るヒルコを交えて、四人は本当の冬を迎えつつある詩情豊かな国々を旅していく。時を越え、奇跡のように集った少女と少年。旅の果てに、彼女たちがたどり着く結末とは――。
(2025, January 06). たねつみの歌. In ANIPLEX.EXE Retrieved 01:43, January 06, 2025, from https://tanetsumi.aniplex-exe.com/
はい購入。3世代の親子が16歳で冒険するって時点で面白い。
ぜひ、プレイして貰いたいので深い話は避けますが、話の展開と終わり方が好きですね。
若干後半は急展開な感じがありましたが、価格的な総時間を考えると妥当でしょう。
どうしても気になる人はネタバレを開いてください。
主人公組の世代が違うから会話が面白い
シナリオの延長になりますが、世代による価値観の違いに対する論争が面白いです。
特に陽子とツムギ。と言うか、論争バトルはこの2人がメイン。
世代的には祖母と孫なので価値観が全然違うんですよね。
でも、ストーリーではお互いに16歳なので、普通の祖母と孫の会話にはならない。
それもあって2人の終わりなき論争バトルがいい味を出してましたね。
ツムギの価値観は近い将来の日本かもしれない。
素材の圧倒的多さ
価格に対して絵と音の素材数が半端ないのですが、どこからマネーが出てるんですか?
特に絵、一部アニメーション的な演出もあり、読み物が進む進む。ほんと楽しい。
立ち絵も多く、表情も豊かなのでビジュアル的にも飽きることなく読めるのがGood。
アニプレは読ませる工夫がうますぎる。天才だよ。
感想 (ネタバレ含む)
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さよなら四国。君のことは忘れない。
せめて本編に関係する画像持ってきてよ。
結末が好きすぎる。正直、安直なパターンだと陽子が普通に生きてて、ヒルコくんが弟になってる未来あるじゃん。
そうじゃないのがいいよね。本来は嘘だった未来を陽子が頑張って頑張って真実に変えたって部分が好き。
逆に陽子もピンピンしててヒルコくんも普通に弟してたらゴミシナリオだったと思う。これでいい。これでいいんだ...。
その結末への繋げ方も最高ですね。終章時点において、ユーザー視点では、どの未来か分からないんですよね。
最悪なのは夢的なやつで、みんな心の中で幸せになったのだ的なやつ。まぁ、そういうの割とあるけど。
道中に関しては夏の国の展開が心病みますね。この鳥のババア燃やそうぜって思ってプレイしてました。
つむぎちゃんいい子すぎるよ。シオミンもう少し頑張ってくれ。ここtheジャパン社会って感じ(偏見)。
そこから秋の国で心ホワホワに中和されるも、事実が判明したことで話は急展開に。
冬の国では青色なら便利道具を出してくれそうな猫さんとイッヌの頑張りに感動しました。
狼に立ち向かう部分で流れる音楽ズルいよね。こんなの泣くじゃん。
その後は地獄の山登りなわけですが、なかなかに登るの無理ゲーな山ですね。
陽子以外はヒルコくんのフィジカルパワー貰ってない気がするのですが、ここ登りきったの疑問はある。
ヒルコくんも別に悪い子じゃないからな。そもそも神で価値観も違うし。ヒルコくんの親神はやべぇと思うけど
総じて冬の国から結末までのシナリオが好きですね。BGMの差し込み方もうますぎて前が見えねぇ。
あとがき
値引きで買えば2500円くらい。ATRIでも思ったけどありえねぇ。
安すぎるよね。
ANIPLEX.EXE
たねつみの歌
「私と母と娘。16歳、最初で最後の冒険」時を越えて出会った16歳の母子は、神々の国を巡る冒険へと旅立つ。旅の果てに、彼女たちがたどり着く結末とは――。
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